ぽっぺんしゃんにょろりんこ

匿名・非追跡型アダルト動画検索エンジンの設計ノート

3,000時間プログラミングをしてわかった、プログラミングスクールという幻想という話

こんにちは、にょろりんこの備忘録的技術ブログです。今日は少しリアルリアルな話をします。

私はこの4年間、毎日のように独学でコードを書き続け、累計たぶん3,000時間を超えるプログラミングをしてきました。HTMLとjQueryの入力欄から始まり、PHPMySQL、Node.js、Puppeteer、プロキシ制御、形態素解析、そしてLLM翻訳に至るまで、技術的にも思想的にもSaePornsというサービスを作り続けてきました。

収益化自体は目的ではありません。まだ収益は出ていませんが、価値のあるものを作り続けた先に、必ず道は開けると信じています。

で、この経験からはっきり言えることがあります。「プログラミングスクールに通えば稼げるようになる」という話は、幻想です。

ティアラ_星を持つ

SNSや広告でよく見かける「3ヶ月で副業デビュー」「月5万円稼げる」──そんな言葉に心が揺れたことのある人こそ、ぜひこの先を読んでほしいのです。

最初のコードは、2021年7月29日。入力欄に文字を入れて、ボタンを押すと、下にテキストが表示される──ただそれだけのHTMLとjQueryのファイルでした。

そこから、約4年もの月日が流れました。

私は自分でDBを設計し、Puppeteerで動画サイトをスクレイピングし、プロキシと戦い、MySQLで数十万件のデータを扱い、LLMと形態素解析を通じて意味を抽出する検索エンジンを作り上げました。振り返ると、そのスピードは自分でも異常だと思います。でも、目的が「作りたい」だったから、進み続けられたのだと思います。

jqueryとHTMLで、ボタンを押すと入力した文字が出てくるシンプルなコード

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>サンプル</title>
<script src="http://code.jquery.com/jquery-3.2.1.min.js"></script>

<div>

<input id="text" type="text"></br></br>
<button id= "button">ボタン</button></br>

<script>
$("#button").on("click", function(){
var newText = $("#text").val();
$(".str").text(newText);});

</script>

<p id="string" class="str" style="overflow-wrap:break-word;"></p></br>

</div>

あのときは、ただ「動いた」ことが嬉しかった。画面に自分の入力が反映される、それだけのことで、何か世界を動かせるような気がした。

そこにお金の匂いも、稼げるかどうかもなかった。ただ「自分で作る」という感覚が新鮮で、楽しかった。でも──いま、同じようにプログラミングに興味を持った人たちに向けられているのは、「稼げる」「副業できる」という言葉ばかりです。かつての自分が、無邪気にコードを書いていたころとはまったく違う空気が広がっている。

ここで私は強く言いたい。もしあなたが「楽に稼げるスキル」としてプログラミングを選ぼうとしているのなら、それは完全に間違っている。

まず、「スキルさえあれば稼げる」という考え方自体が幻想です。

たとえば司法試験。合格までに必要な勉強時間は、一般的に5,000~10,000時間とも言われています。それだけ膨大な努力を重ね、国家資格を得て弁護士になったとしても──「弁護士である」というだけでは食べていけない時代です。

顧客をどう集めるか、信頼をどう築くか、どの分野に特化するか。スキルの上に、営業力・マーケティング・差別化といった「仕事を得るための仕組み」がなければ、報酬は発生しません。

だからこそ、たった300時間のプログラミング学習で「副業デビュー」「キラキラ高収入」──そんな都合のいい話が、いかに論理的に矛盾しているか、非現実的かわかるはずです。

では、現実に「プログラミングで稼ぐ」ことは不可能なのでしょうか?確かに、そんなことはありません。

たとえば、クラウド案件サイトや受託型の仕事マッチングサービスに行けば、プログラミング案件でお金を得ることは実際に可能です。実務経験が浅くても、HTMLやCSS、ちょっとしたJavaScriptの修正作業など、初心者向けの案件は一定数存在しています。

ただし、そこで待っているのは、同じスキルを持った大量の人たちとの、終わりなき競争です。しかもその中には、日本語をある程度理解し、冗談みたいな時給でも受注する海外フリーランサーも含まれています。

──あなたは、その戦場に身を投じるために、プログラミングを学ぼうとしているのでしょうか?

「今の職場から抜け出したい」「とにかく稼げるスキルが欲しい」──

そうした「生きるため」の目的でスキルを身につけようとしているのなら、電験三種や看護師のような国家資格の方が、再現性も安定性もはるかに高い選択肢です。競争から抜け出すために学んだはずのスキルが、気づけば最も過酷な競争に巻き込まれている──これが「稼ぐためのプログラミング」が抱える、本質的な矛盾です。

司法試験に合格しても、弁護士である「だけ」では稼げない時代。プログラミングもまた、「スキルがあること」と「スキルで食べていけること」は別次元の話なのです。

この構造に気づいたとき、あなたは何を目指すべきかが見えてくるはずです。

もちろん、このブログは退職代行ブログでもなければ、転職エージェントの提灯記事でもありません。だからこそ、「今の仕事が本当につらくて、精神的・肉体的に限界」なら、環境を変える選択を否定するつもりは一切ありません。

でも、多くの人にとって現実的な選択肢は、今の仕事をうまく使って、自分のスキルやキャリアを育てることだと思っています。

実際、どんな職場でも──非効率な業務や、意味のない報告書、手作業のルーチンなど、「これは自動化できるんじゃないか?」と思える瞬間は必ずあります。そしてそれは単なる業務効率化にとどまりません。

  • 「こうすればもっと価値が出せるんじゃないか」
  • 「新しいサービスとして外にも出せるんじゃないか」

そんな、業務効率化という「守りの視点」も、こうした「攻めの視点」でも、現場での気づきや違和感は、大きなヒントになります。

その気づきを形にする手段として、プログラミングという武器はとても強力です。

私自身、いろいろと勤務先は変わってきましたが、本業は事業再生系のコンサルです。もともとコードは一切書けませんでした。

でも、実際に「動かす必要」があったから、必要に迫られて書き始めたのです。
その結果として、検索エンジン SaePorns のような、“ゼロから立ち上げたサービス”を自分で作れるようになりました。

まずは、今の仕事にきちんと向き合ってみる。そこから湧いてくる問題意識や課題感を、自分の手で形にできたとき、技術は初めて本当の意味で血肉になります。だから私は、こう思うようになりました。

「稼ぐためにプログラミングを学ぶ」のではなく、
「何かを形にしたいからプログラミングを学ぶ」べきなのだ、と。

目的が「お金」だけだと、途中で苦しくなります。でも、「これを作りたい」「この課題を解決したい」という動機があれば、学びは一気に加速します。私が3,000時間以上もコードを書き続けてこれたのも、その根っこに「作りたい」があったからです。

もし今あなたが、何かを変えたい、何かを作りたい、という気持ちを少しでも抱えているなら、プログラミングはそれを実現するための心強い味方になってくれるはずです。

「幻想」は壊れましたが、「本物の手応え」はその先にありました。

※このコードが実際に使われている「追跡されないアダルト動画の検索エンジンSae-Porns」はこちら!よかったら見ていってください。(18歳未満の方はご利用できません。)

sae-porns.org